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告知

こはるさん、思いっきり寝ぐずりした後、天下泰平に昼寝に突入したので、さぼっていたブログを書こうっと。

今回は「告知」のこと。

以前、少しだけ触れたけど、再度書かせてください。

最初に告知のようなものをされたのが、こはるを産んだ産院。
そこの産院は、年配の院長先生以外に、妊娠の経過を主に診るA先生と、不妊治療や婦人病を主に診る最初に告知のようなものをされたのが、こはるを産んだ産院。
そこの産院は、年配の院長先生以外に、妊娠の経過を主に診るA先生と、不妊治療や婦人病を主に診るB先生がいた。

こはるを産んで明日退院!という日、退院のために私は検診を受けに診察室に行った。
その時、A先生に「B先生から何か言われた?ま、気になるようだったら、1か月後にでも検査受けてね。今寒いし、落ち着いてからね」といきなり言われた。
「この人、何言ってるの?」と思ったが、次の瞬間「ダウン症ですか?」という言葉が出た。

「まさか・・・。」と思うと同時に、肩に何か重たいものを感じた。

B先生の回診を待って、さっき言われたことを尋ねた。
B先生はふっと笑って、「後で呼ぶから」とだけ言った。

数分後、ナースステーションに呼ばれ、ダウン症の疑いを告げられた。
私が何か尋ねようとすると、「まだ決まったわけじゃないから!聞かれても分からないし!」と話を切り上げられてしまった。
私は、悲しいのか怒りなのか分からない気持ちで、「産まれてすぐに検査して分かりますか、とだけ聞きたいんです!!」と語気を強めてしまった。

はぁ~、相変わらず鼻っ柱が強いなぁぁぁと自分でも呆れた。

その夜、婦長さんが私のところに来て、「うちの病院でも1年に1人ぐらいはダウン症の子がいるのよ」と話してくれた。
「そうなんですか」とだけ私は言った。
婦長さんの前で涙も見せない私に、「あなた、強いわねえ。あなたなら大丈夫だわね。」と言った。
その前に散々泣いていたし、あまりショックを受けると、「どうしよう」と思考が停止することも今回分かった。

その後、県立の総合病院で染色体検査をして、ダウン症だと確定したわけだが、その時に「告知」してくれた先生はこんなふうに話してくれた。

「ゆっくりだけど、ちゃんと働きかけしていけば育ちます。普通のお子さんと同じようにかわいがって育ててください。私はダウン症のお子さんをたくさん診ているけど、人間の嫌なところを全部取り去っていくと、ダウン症のお子さんのようになる、と感じていますよ。」と言ってくれた。

「はい」とだけ言うのが精一杯で、涙が出た。
少し心が暖かくなるのを感じた。

昔はダウン症だと分かると、「歩けないし、話せない。長く生きられない。この子は諦めて次の子を頑張りなさい。」なんてことを言う医者がいたそうだ。
お産婆さんの中には、母親に見せる前に「処分」してしまった人もいると、何かのブログで読んだ。

今はそんな医者も産婆さんもいないだろうけど、「告知」の仕方で、その子にとっても親にとっても貴重な時間が奪われてしまうことがあると感じた。

絶望的な告知をされた人の中には、子育てを諦めてずっと寝たきりにさせていた人がいたそうで、小学校の就学通知が来て初めて、「うちの子、こんな状態なんですが。」と病院に連れて行った。
その時、その子は歩くことも話すことも出来なかったそう。

今、たくさんのダウン症のお子さんに会うが、ゆっくりかもしれないけど、ちゃんと歩いたり走ったりしている。お話もとても上手だ。

誰だって、何も問題なく子供をこの世に送り出したいと思っている。
だから、障がいを持って生まれてきた子供を授かったと分かったとき、その親たちへの最初の接し方は重要な出発点になると思う。
必要以上に気を使った告知など必要ないと思うが、きちんと現実を向き合えるようにしたい。

他県の状況など分からないが、私が感じたのは、「ダウン症でした。」と言われた後に直面する、ダウン症という現実をどうやって受容するのか、どうやって育てていけばいいのか、どんなところで情報が入手できるのかというカウンセリングみたいな役割をするところが私が住んでいる所では全くない、ということ。

ダウン症に限らず、障がいを持って生まれてきた子供を授かった親たちが、絶望や不安に負けないで子育てしていく気持ちになるよう、一番最初にケア出来る仕組みがあればいいのに、と思う。

人それぞれ必要な時間に違いはあるが、障がいを含めてその子を受容していくことは、子供だけでなく、きっと自分も育っていくことなんだろうなあと最近思う。

まだまだ修行中なり。 B先生がいた。

こはるを産んで明日退院!という日、退院のために私は検診を受けに診察室に行った。
その時、A先生に「B先生から何か言われた?ま、気になるようだったら、1か月後にでも検査受けてね。今寒いし、落ち着いてからね」といきなり言われた。
「この人、何言ってるの?」と思ったが、次の瞬間「ダウン症ですか?」という言葉が出た。

「まさか・・・。」と思うと同時に、肩に何か重たいものを感じた。

B先生の回診を待って、さっき言われたことを尋ねた。
B先生はふっと笑って、「後で呼ぶから」とだけ言った。

数分後、ナースステーションに呼ばれ、ダウン症の疑いを告げられた。
私が何か尋ねようとすると、「まだ決まったわけじゃないから!聞かれても分からないし!」と話を切り上げられてしまった。
私は、悲しいのか怒りなのか分からない気持ちで、「産まれてすぐに検査して分かりますか、とだけ聞きたいんです!!」と語気を強めてしまった。

はぁ~、相変わらず鼻っ柱が強いなぁぁぁと自分でも呆れた。

その夜、婦長さんが私のところに来て、「うちの病院でも1年に1人ぐらいはダウン症の子がいるのよ」と話してくれた。
「そうなんですか」とだけ私は言った。
婦長さんの前で涙も見せない私に、「あなた、強いわねえ。あなたなら大丈夫だわね。」と言った。
その前に散々泣いていたし、あまりショックを受けると、「どうしよう」と思考が停止することも今回分かった。

その後、県立の総合病院で染色体検査をして、ダウン症だと確定したわけだが、その時に「告知」してくれた先生はこんなふうに話してくれた。

「ゆっくりだけど、ちゃんと働きかけしていけば育ちます。普通のお子さんと同じようにかわいがって育ててください。私はダウン症のお子さんをたくさん診ているけど、人間の嫌なところを全部取り去っていくと、ダウン症のお子さんのようになる、と感じていますよ。」と言ってくれた。

「はい」とだけ言うのが精一杯で、涙が出た。
少し心が暖かくなるのを感じた。

昔はダウン症だと分かると、「歩けないし、話せない。長く生きられない。この子は諦めて次の子を頑張りなさい。」なんてことを言う医者がいたそうだ。
お産婆さんの中には、母親に見せる前に「処分」してしまった人もいると、何かのブログで読んだ。

今はそんな医者も産婆さんもいないだろうけど、「告知」の仕方で、その子にとっても親にとっても貴重な時間が奪われてしまうことがあると感じた。

絶望的な告知をされた人の中には、子育てを諦めてずっと寝たきりにさせていた人がいたそうで、小学校の就学通知が来て初めて、「うちの子、こんな状態なんですが。」と病院に連れて行った。
その時、その子は歩くことも話すことも出来なかったそう。

今、たくさんのダウン症のお子さんに会うが、ゆっくりかもしれないけど、ちゃんと歩いたり走ったりしている。お話もとても上手だ。

誰だって、何も問題なく子供をこの世に送り出したいと思っている。
だから、障がいを持って生まれてきた子供を授かったと分かったとき、その親たちへの最初の接し方は重要な出発点になると思う。
必要以上に気を使った告知など必要ないと思うが、きちんと現実を向き合えるようにしたい。

他県の状況など分からないが、私が感じたのは、「ダウン症でした。」と言われた後に直面する、ダウン症という現実をどうやって受容するのか、どうやって育てていけばいいのか、どんなところで情報が入手できるのかというカウンセリングみたいな役割をするところが私が住んでいる所では全くない、ということ。

ダウン症に限らず、障がいを持って生まれてきた子供を授かった親たちが、絶望や不安に負けないで子育てしていく気持ちになるよう、一番最初にケア出来る仕組みがあればいいのに、と思う。

人それぞれ必要な時間に違いはあるが、障がいを含めてその子を受容していくことは、子供だけでなく、きっと自分も育っていくことなんだろうなあと最近思う。

まだまだ修行中なり。 
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2006年1月生まれ。ダウン症。染色体を1本多く持って生まれてきた。ゆっくり、だけど元気に成長中。

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